ゴム・ブッシュが純正では硬度が低いために、荷重がかかるとブッシュがつぶれ、スタビが効き始めるのに時間がかかり、それだけ入力時によじれて力が逃げてからスタビが効き始めるという現象が繰り返し発生し、良い走りを阻害します。スタビライザーブッシュを強化ウレタンに交換すると、純正ゴム製の硬度70duroに対して強化ウレタンブッシュは硬度30mm/28.6mm→95duro・27.2mm→90duro・17mm/15mm→83duroの硬さになりますので、マウントがよじれずスタビの動きがレスポンス良く、またスムーズになります。結果、サスペンション本来の性能を発揮し、いわゆる”よく動く脚(サスペンション)”となります。 *duroとは、Durometerで加圧面を試料に押し付け、そのくぼみの深さから硬さを算出した単位。